東京ロボティクスは、ロボットの適用分野を拡大し、より効率的な社会を実現します。

近年、ロボットが活躍するフィールドがますます拡大しつつあります。工場のオートメーションは既に歴史が長いですが、倉庫や農場、オフィス、家庭に至るまで、ロボットが活躍する場が徐々に我々の生活空間に近づいています。我々の使命は、それをさらに加速させることで、効率的な社会を実現することです。そして究極的には、単純労働や危険作業をロボットに任せることで、人間が頭と心を使う仕事に専念できる世界を目指します。

我々は、未知のニーズとシーズを発掘・創出することで、ロボット技術を用いた新しいアプリケーションを提案します。革新的なアイデアは人や社会との繋がりから生まれます。東京は、たくさんの潜在顧客(人と企業)、最先端の研究を行う大学や研究所、高い技術を持つ町工場が集積し、世界中を見渡しても最も環境が整った地域の一つと言えます。それが、我々が東京を拠点にする理由であり、社名の由来にもなっています。最先端ロボット技術で東京から日本を元気にします。

ニュース

ソリューション

Logistics

物流ソリューション

移動マニピュレータを用いて、棚からカゴ車等へ商品を無人搬送する「Torobo GTC」を提供しています。従来のピッキング支援システムであるGTP(Goods-to-Person)と異なり、ピッキングステーションを不要とすることで、さらなる人件費の削減と24時間の無人運用を可能にしています。同時に、商品の直接ピッキングによる棚上の稠密な配置と、約3.9メートルの高さまでのリーチを可能にすることで、高い保管効率も実現しています。

Datacenter

データセンターソリューション

データセンター向けの遠隔監視ソリューションを開発しています。モバイルマニピュレータであるTolonやTogrusを利用し、アイルキャップの開閉を含む自律移動や、手先の6軸姿勢の遠隔制御、手先カメラの画像伝送などの機能を実装しています。まずはサーバーラック内の点検を遠隔から実施することを念頭に、東京ロボティクス、NTTコミュニケーションズ様、E-Mark様、NHNテコラス様の4社にて、商用環境を利用した実証実験を開始しています。

Research

研究者向け製品

全身人型ロボットであるToroboやToala、片腕式移動マニピュレータであるTolonなどを提供しています。特にToroboは、腕部と腰部の全関節にトルクセンサを装備することで高性能なインピーダンス制御や力制御が可能なため、人や環境、対象物と積極的な接触を伴うタスクの自動化や、機械学習の応用研究などに活用されています。ROSを用いて制御系が実装されているため、独自機能の実装が容易です。

動画

Torobo GTCを用いた靴箱ピッキング

Torobo GTCを用いた靴箱ピッキングのデモです。ピッキングステーションが不要、24時間無人運用が可能、約3.9メートルの棚からのダイレクトピッキングにより保管効率が高いという特徴があります。

Torobo GTCを用いた靴箱ピッキング(奥行きあり)

Torobo GTCを用いた靴箱ピッキングのデモです。奥行方向に複数段ある場合(例えば、これまで人手で行っていた固定ロケーションでの運用を自動化)にも対応可能です。

トロボハンド

当社が独自開発した世界最小のサイクロイド減速機を使った10軸多指ハンドです。効率の良いサイクロイド減速機を用いることでインピーダンス制御が可能になります。これにより、様々な物体の形状に倣うだけでなく、可動方向における突き指も防止できます。

データセンターでのサーバー点検デモ

NTTコミュニケーションズ様所有のデータセンターにおける遠隔点検ソリューションのデモです。モバイルマニピュレータを使用し、アイルキャップの開閉を含む自律移動や、手先6軸姿勢の遠隔制御、手先カメラを用いたサーバラック内の撮影などが可能です。

自律型箱搬送ロボット

移動マニピュレータ「Tolon」とモバイルグリッパ®を用いたケース自動搬送のデモです。箱やコンベヤを認識し、自律的に作業を行っています。

全身人型ロボット Torobo

人型ロボットToroboの基本性能に関する動画です。人と共存するロボットの研究プラットフォームとして、JSTのムーンショット型研究開発事業(目標3:一人に一台一生寄り添うスマートロボット)でも使われています。

全身人型ロボット Toala

人型ロボットToalaの基本性能に関する動画です。モータ電流値から外力を推定することで、関節トルクセンサなしでインピーダンス制御が可能です。

片腕式移動マニピュレータ Tolon

Tolonは、非対称の腕配置と全方位移動台車により、狭い場所でも作業が可能な移動マニピュレータです。物流におけるマテハン作業、工場内短距離搬送、警備・見回り等を自動化する自律ロボットの開発に最適です。

人型ロボットToroboを用いた遠隔力制御

ネットワークを介して双方向に力を伝達するバイラテラル制御を人型ロボットに応用したシステムです。本システムは、東京ロボティクスが2019年にNTTコミュニケーションズ社によるOpen Innovation Programに採択されて以来、共同開発してきた成果となります。

人型ロボットToala遠隔操作

関節トルクセンサなしで力制御が可能な人型ロボットToalaを遠隔操作したデモです。Noitom社の Perception Neuron PRO を操作装置として使用しており、Toalaのオプションとして販売しています。

モバイルグリッパによるパレタイジング

モバイルグリッパを用いた自動パレタイジングのデモです。左右独立可動グリッパと力検知を使用して、ダンボールを隙間なく積んでいます。

遠隔人型ロボットのバイラテラル制御デモ

ネットワークを介したバイラテラル制御によって、人型ロボットを遠隔地から力制御・位置制御するデモです。NTTコミュニケーションズ様との共同開発の成果となります。

触覚センサアレイを用いた物体の変形・滑り検知

指先のセンサアレイに多層パーセプトロンを適用して、柔らかい物体を潰さずに、かつ重たくて滑る物体を落とさずに把持しています。

高速唐揚げピッキング

深層学習を用いた不定形物ピッキングのデモです。3次元カメラ「Torobo Eye SL40」を用いて、唐揚げ一つあたりのピック&プレイスを最速2.2秒で実現しています。

XPRIZE Avatar 応募動画

チームSynapseとして、NTTコミュニケーションズ様、早稲田大学様、Xela Robotics様とアバターロボットのチャレンジであるANA Avatar XPRIZEに参加した際のデモ動画です。システムの準備から始め、要求された6つのタスクを遠隔から実行しています。


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マネジメント

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