東京ロボティクス株式会社は、この度、センサ事業に進出する運びとなり、その第一弾の製品として3次元カメラTorobo Eye「SL40」の販売を開始いたします。SL40は、予め設計されたパターンを照射してその歪みを検出することで奥行きを計測するStructured Light方式(アクティブステレオ方式)を用いた3次元カメラで、次のような特徴があります。
- カメラヘッドが手のひらサイズかつ軽量460 gのためロボットの手先取付に最適
- 業界最速クラスの10 fps
- 奥行き計測のバラツキ誤差0.06 mm
- 奥行き画像とカラー画像の同軸撮影によりズレが生じずAI連携が容易
利用シーンとしては、ロボットと本カメラ、各種AI技術とを連携させたバラ積みピッキングや組み立て、外観検査、形状測定等が挙げられます。特に、協働ロボットの手先や双腕ロボットの頭部に本カメラを取り付けることで、段取り替えや配置転換が容易な自律作業ロボットを構成することができます。
本日(2021年1月15日)より注文受付を開始し、最短で2021年2月下旬からの出荷を見込んでいます。

カメラヘッド

カメラコントローラ